可用性

エンタープライズレベルの可用性を可能にするために、Swivel認証プラットフォームは様々なHA構成を取ることができます。Active-ActiveとActive-Active+DRです。

Active-Active

Active-Activeソリューションは、2台のSwivel仮想アプライアンスを同時に並行して稼働させるもので、データベースを共有します。各々のSwivel仮想アプライアンスは各々別のデータベースを持ちますが、データはお互いにレプリケートされます。ユーザーはどちらのSwivel仮想アプライアンスを使っても認証でき、データの変更は即座にもう一方の仮想アプライアンスのデータベースにレプリケートされます。しかし、各々の仮想アプライアンスはまったく別々に動作しており、構成も別々に設定できます。

データベースをレプリケーションしますから、仮想アプライアンスは別々のサーバー上で動作していても良く、極端に言えば別の国にあっても良いのです。これは、このソリューションがアプライアンスだけで無く、サイトの冗長化にも役立つと言うことを意味しています。

Disaster Recovery

Active-Activeソリューションに、Disaster-Recovery(災害復旧)またはDatabase-Slaves(スレーブデータベース)機能を追加することができます。この構成では、Swivel仮想アプライアンスのデータベースはマスターデータベースからの一方向のレプリケーションになり、スレーブデータベースでユーザーがPINを変更した場合などにはマスターデータベースへのレプリケーションは行われません。

このソリューションは、災害などでメインサイトの機能が完全に失われた場合のバックアップ目的のサイト構築などにご活用頂けます。