データセンター

自社保有のデータセンター

Data Center

Global Relay が独自に建造した最先端のグリーンなデータセンターが2013年9月に稼働を開始しました。このデータセンターは Global Relay が設計・建造し、所有する特別製のデータセンターです。Global Relay では現在、ミラーリングのためのデータセンターの建造を計画中です。

ミラーリング/冗長化/セキュア

Global Relay は、何故自社でデータセンターを運営しようと考えたのでしょうか?
Global Relay は常に最新の技術を開発しており、常に新規のお客様をお迎えしています。その中には、世界でも有数の企業や大手の銀行も含まれます。そういったお客様は、高いスケーラビリティと強固なセキュリティ、信頼性を求めておられます。
新しいデータセンターにより、Global Relay は全ての技術要素を完璧に管理・運用することが可能になりました。

メリット

Global Relay の新しいデータセンターは、お客様に様々なメリットをもたらします。

このプロジェクトには 2,400 万ドルが投下され、Global Relay にとって記念すべきものとなりました。このデータセンターは、Global Relay のビジョンを示し、将来へのコミットメントを表しています。

グリーンデータセンター

Global Relay にとって、環境への配慮は非常に重要です。
私たちの新しいデータセンターは、可能な限り CO2 排出量を抑えるよう設計されており、これまでのデータセンターに比べ、電力使用量を 52% 削減しました。
すべてのデータセンターは、サーバーから発生する熱を冷却するために大量の電力を使っており、それが理由でデータセンターは「グリーン」とは見なされません。
しかし、Global Relay のデータセンターは、沿岸部に建造されており、湿度や気温などの面で有利な環境にあります。ここで、気化熱を利用した冷却システムを採用しています。
この革新的設計により、通常のデータセンターの50%の電力しか必要とせず、運用コストも35%に抑えています。

グリーンな UPS

また、万一の停電に備えるため、フライホイールを使った UPS (無停電電源装置) を採用しています。一般的な UPS は有害な銅と酸からなるバッテリーを使っており、3年ごとに交換しなければなりません。Global Relay の UPS は 1 分間に 7,000 回転するひとつ 600 ポンドのフライホイールを 16 台使っており、運動エネルギーで電力を蓄えているのです。
また、電力は温暖化ガスを排出しない水力発電から得ています。
最も重要なことは、このデータセンターはまったくCO2を排出しないことです。これは Global Relay の「グリーンでいこう」というゴールに合致しています。

データセンターのシステムとセキュリティ

SAS 70 type 2

Global Relay のデータセンターは、クラスタ化され完全に冗長化されたエンタープライズクラスのシステムによって構成されており、自動フェイルオーバーを備え、SPOF を排除または最少化しています。コンプライアンス・可用性およびビジネス継続へのニーズを満たすため、東海岸と西海岸にミラーリングされた二つのシステムを配しています。プライマリセンターは、独自の最新のグリーンデータセンターです。二つ目のセンターは、SSAE16/SOC I Type II に準拠しており、Centrilogic により運営されているコロケーション設備です。
Global Relay は冗長化された BGP ルーターを使ってプロバイダに接続されており、真の可用性を実現すると共に、ネットワークトラフィックが最適な状態にあるかどうかを完全にコントロールしています。

その他の特徴