Global Relay メッセージソリューションは、企業内を行き交う全ての電子メッセージをアーカイブし、コンプライアンス・監査のために証拠能力のある記録を残すと共に、高速で高機能な検索によりエンドユーザの利便性を向上させ、同時にストレージ容量の劇的な削減を実現します。
Sendmail / Postfix / Exchange / Notes 等のあらゆるメールサーバ、Office365 / Google Apps 等のあらゆるサービスに対応しています。
したがって、eDiscovery に重要なメッセージの継続性をお客様の環境によらず確保します。
メールだけでなく、チャットやソーシャルメディア等、ビジネスに関連するあらゆるメッセージをアーカイブします。アーカイブしたメッセージはメールと同じ画面で監査することができます。
近年、多くのお客様で利用が拡大しているチャット(インスタントメッセージ) も監査対象にすることができ、企業のコンプライアンス維持に貢献します。
また、ソーシャルメディアによる企業情報の流出を抑止することができます。
目的のメッセージをすぐに取り出すことができなければ、それは「アーカイブ」ではありません。
Global Relay のアーカイブエンジンは、インデックス機能、アーカイブ機能、検索機能 等全てが独自開発で、創業時からのノウハウを注ぎ込んだ世界最高レベルの検索性能です。
その結果、古いメールを探す場合、Outlook 等のメールクライアントを使うより速く、ストレス無く目的のメッセージを探し出せます。
日本語、ドイツ語、英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、中文( 簡体字)、中文( 繁体字) に対応しています。
また、多言語混在のメッセージでも検索することができます。
万が一、裁判や官庁対応で条件に応じたメッセージのエクスポートが必要になった場合でも、お客様からご指定いただいた条件のメッセージを即日Secure FTP サイトにアップしてご提出します。また、ご希望により第三者による「非改ざん証明書」も付けることができます。
Global Relay は、管理者/ 監査者権限だけでなく、エンドユーザ向けにユーザ権限のID を定義することができます。ユーザ権限でアーカイブサイトにログインすると、そのユーザが送受信したメールをOutlook メールクライアントや Web 画面、モバイルアプリ等で確認することができます。
Global Relay はアーカイブサービスでありながら、ユーザ利便性やメールシステムの可用性向上に寄与するバックアップメールサービスとして機能する、世界で唯一のサービスです。
なお、これらのアクセスにより、追加のコストがかかることはありません。しかも世界最高レベルの検索エンジンにより、既存のメールクライアントで行うよりも高速かつ簡単に必要なメッセージを取り出すことができるようになります。
これにより、エンドユーザは安心して古いメールを削除することができ、ストレージ容量の劇的な削減が期待できます。さらに、アクセス元の IP アドレスやエンドユーザによるアクセスの可否も、管理者が制御することができます。
毎年数多くの企業不祥事が紙面を賑わしています。何故企業不祥事は起こり、何故防げないのでしょうか?
例えば、現場の「無理だ」という声がトップに届かないという『風通しの悪い組織風土』の中で、経営陣が現場の状況を知ろうとしない、あるいは現場の状況を適切に監視する仕組みを持たず、『経営と現場に乖離』があると、不正は発覚しません。
このような場合、取締役会への報告事項を再整備するなど、何か問題が発生した場合は取締役会にその情報が速やかに上がってくるような仕組みを作ることが経営判断を間違えないための必要条件となります。
そのためには、常に問題の兆候を事前に察知できる様、効果的かつ効率的に監視・検証を実施するために、ビジネス・コミュニケーションのインフラである社内外送受信電子メール/ チャット等内容を、不祥事に関連するキーワード検索( 自動設定) を行うことが重要です。
社員による情報漏洩、不正行為、各種ハラスメント、価格カルテル、談合等の問題を発見するために、Global Relay を使用したメール監査の一般的な手法をご紹介しています。こちらから詳細をご覧下さい。
アーカイブしたメッセージデータは、カナダの西海岸と東海岸にある自社データセンターにそれぞれ二重化して保管します。
またメインデータセンター( 西海岸) にて、WORM (Write Once Read Many) メディアにも同時保管します。したがって、お客様のメールデータを五重化して保管することになります。
さらに各データセンター内のメールデータやインデックスデータはAES/3DES の二重暗号により厳重に保全しています。
このシステムによりGlobal Relay では1999 年のサービス開始以降お客様のデータを損失したことは一度もありません。
Global Relayはカナダにて顧客データを処理、管理しており、カナダ連邦データ保護法(PIPEDA)にしたがっています。欧州委員会は、これまで2度PIPEDAを監査し、PIPEDAはEUデータ保護指令と同等以上のデータ保護を提供していると判断しました。GDPR第45条(9)は、EUデータ保護指令の下で発行された既存の決定事項は、欧州委員会によって修正、置き換え、または廃止されるまで有効であると述べています。
Global Relayは新しいEU General Data Protection Regulation (GDPR)の内容をレビューし、下記事項を確認しました:
(i)カナダは引き続きデータ転送/処理に承認された司法管轄区域であり、
(ii)私たちはお客様に代わり、個人情報を保護するため適切に設計された物理的、組織的、技術的管理機構を維持しています。
お客様は2018年5月25日に施行されたEU General Data Protection Regulation (GDPR)の基でも、安心してGlobal Relay Message Archiveサービスをご利用いただけます。詳しくは、「GDPR Compliance Guidebook」をご覧下さい。