テクニカルトピックス

【2024.10.8】TURingイメージのフォントを変更する場合の留意点

 下記のページでご紹介したように、TURingイメージに表示されるフォントの追加・削除等を行うことができます。
 https://www.securitystrings.com/resource/sw_tech/20231114.html

 TURingイメージのフォントを修正するためには、
 /usr/local/apache-tomcat/webapps/sentry/WEB-INF/singleChannel/fonts
 または
 /usr/local/apache-tomcat/webapps/pinsafe/WEB-INF/singleChannel/fonts
 ディレクトリにある「fonts.xml」ファイルを編集します。

 修正を行って、Tomcatの再起動を行うと、通常は、同一ディレクトリにある「glyph.zip」というファイルが自動的に更新されます。
 しかしながら、最新のSwivel Applianceにおいては、Javaソフトウェアの不具合により、「glyph.zip」が自動生成されないことが分かりました。
 そこで、下記の手順を追加で実施する必要があります。

  1. フォントの追加を伴う修正を行う場合
    ・修正済みの「fonts.xml」ファイルを弊社サポートデスク宛にお送り下さい。「glyph.zip」を生成して返送させていただきます。
    ・「glyph.zip」を受領されましたら、元のディレクトリ(/usr/local/apache-tomcat/webapps/pinsafe/WEB-INF/singleChannel/fonts)に上書きコピーします。
    ・glyph.zipのパーミッションおよびオーナーを既存のファイルと同じに修正し、Tomcatの再起動を行います。
  2. 一部のフォントの削除のみを行う場合
    ・既存のglyph.zipをローカルにダウンロードし、7zip等のツールを使用して開きます。
    ・glyph.zipファイルの中から、不要なフォント名を削除して保存します。
    ・Swivel Applianceに上書きコピーし、パーミッションおよびオーナーを既存のファイルと同じに修正して、Tomcatの再起動を行います。

 以上となります。
 この不具合は、次期のアップデータリリースの際に、改善する予定ですが、それまでの間、お手数ですが、上記の手順を実施していただきますようお願いいたします。