SwivelのHA構成Appliance(A-A Appliance)では、Active/Standbyそれぞれのサーバの実IPアドレスをVIPと紐付けます。上位側のサーバやサービスがSwivel ApplianceをCallする場合には、このVIPを指定します。VIPはHeart beatによって、Active-Stanbyの切替を自動的に行いますので、結果的に、どちらかのサーバがダウンした場合でも、サービスを継続することができます。
この時、VIPはSwivel Applianceで使用する他のIPアドレスに対して、最も大きな数字である必要があります。
このルールは、以前はSwivel Secure社のKnowledgebaseに明記されていましたが、現在は削除されているため必須ではありません。
しかしながら、システム構築時に、HA構成が美味く機能しない場合等に、切り分けとして、このルールに準拠してみるのも対処方法の一つとして考えられます。
(他の問題の有無を明確にするために、まずはVIPの採番ルールに抵触しないようにします。)
既に正常稼働しているシステムの設定を変更する必要はありませんが、今後、新規に構築する場合等に、このルールも念頭に置いていただければと思います。