テクニカルトピックス

【2024.5.14】AuthControl Desktopにおける"Allow Unknown Users Offline/Online"設定について

 Swivel ApplianceやSwivel Cloudを使用した認証システムをWindowsログイン認証で使用する場合には、各PCにAuthControl Desktopソフトウェアをインストールして設定を行います。
 このAuthControl Desktop設定における「Allow Unknown Users Offline」、「Allow Unknown Users Online」の意味について、以下にてご説明いたします。


 各PCにAuthControl Desktopソフトウェアをインストールして設定を行います。
 このAuthControl Desktop設定における「Allow Unknown Users Offline」、「Allow Unknown Users Online」の意味について、以下にてご説明いたします。

 まず前提として、この場合の "Offline "は、SwivelサーバやSwivel Cloudにアクセスできない、利用できないことを意味します。Offline認証を許可している場合、ローカルにキャッシュされた認証情報が使用されます。
 この場合の "Unknown Users" は、ローカルにキャッシュされた認証情報を持たないユーザを指します。
 その上で、各設定の意味は以下の通りとなります。

  • 「None」:
    ローカルにキャッシュされた認証情報を持たないユーザは認証できないことを意味します。
  • 「Always」:
    ローカルにキャッシュされた認証情報を持たないユーザが、Swivel認証システムのOTP認証なしで認証できることを意味します。
  • 「If Credentials Not Available」:
    これは、特定のお客様から要求された特殊なケースとなります。この場合、ローカルにキャッシュされた認証情報が全く存在しない場合、ユーザーはワンタイムパスワードなしでログオンできます。しかし、ローカルにキャッシュされた認証情報を持つユーザーが少なくとも1人いる場合、ローカルにキャッシュされた認証情報を持たないユーザはログオンできません。