Swivel Cloudから、アカウント情報やMobile Appのプロビジョニング、PINリセットの連絡等のメールを送信するためには、従来は外部のSMTPサーバを指定する必要がありました。
V4.2.0以降のAuthControl Sentryでは、Swivel Cloudから直接(外部のSMTPサーバを介さず)メールを送信できるようになりましたので、その設定方法についてご説明いたします。
Swivel Cloud / Swivel Serverでメール送信を設定するためには、8080ポートの管理画面の「Server > SMTP」メニューで各種設定を行います。
外部のSMTPサーバを介してメールを送信する場合には、「Hostname/IP:」に外部SMTPサーバのホスト名を指定し、メール送信で使用するポート番号を「Port:」に設定します。
他の項目も使用する外部SMTPのガイドに従って設定を行います。
このメール送信をSwivel Cloud / Swivel Server自体のSMTP機能を使用して行うためには、同じく8080ポートの管理画面の「Server > SMTP」メニューで、「Hostname/IP:」に「localhosy」を、「Port:」に「25」を設定します。他の設定はヘルプを参照し、お客様の環境に沿って行いますが、TLS関連は全てOFFにして下さい。
※なお、Passwordの設定に関しましては、弊社サポートデスク宛にお問い合わせ下さい。
これによって、外部SMTPサーバを介さず、Swivel Cloud / Server自体からメールの送信ができるようになります。
なお、この場合でも送信元アドレスを指定することも可能です。
その場合は、管理画面の「Messaging > SMTP」メニューで、「From email address:」に送信元として表示したいメールアドレスを設定します。ただし、ここでの設定はメールサーバによっては、「なりすまし」と判断され、迷惑メールになってしまう場合がありますので、メールサーバの設定見直し等、注意が必要です。