テクニカルトピックス

【2022.5.10】Default Running Services表記の制限事項について

 Swivel ApplianceのCMIメニューで、「3) Appliance」→「1) Default Running Services」と指定するとAppliance上でデフォルトで動作する各種サービスを表示できます。
 最新バージョンのSwivel Appliance(v4.1.3)において、このメニュー内のsendmail等の状態が「off」表記になっている場合があります。



 例えば、「SNMPD」をonにしたい場合には、上記のメニューで「3」を入力してEnterを押下し、その後「Y」を押下すると、SNMPDサービスが開始できます。



 通常の場合、この操作でサービスが起動されていますが、v4.1.3等の一部のバージョンでこの操作を行っても、サービスの状態が「on」にならない場合があります。

 その場合は下記の操作を行ってサービスの状態をご確認下さい。(下記の例は「Sendmail」「SNMPD」サービスの状態を確認する場合の操作となります。)

 CMIのトップメニューか5) Tools and Utilities、5) Command Lineを選択し、Appliance OSのコマンドラインにログインします。(コマンドラインにログインするためのパスワードは販売代理店様または弊社にお問い合わせ下さい。)



 OSのコマンドラインから例えば、Sendmailサービスの状態を確認したい場合は、
  service sendmail status
 と実行します。同様にSNMPDサービスの状態を確認したい場合は、
  service snmpd status
 と実行します。
 各種サービスが動作している場合には、「xxxx(サービス名) is running…」と表示され、動作していない場合には「xxxx(サービス名) is stopped」と表示されます。



 以上となります。
 この制限事項が確認されているバージョンは、v4.1.3ですが、その他のバージョンにおいてもDefault Running Serviceが正しく表示されない場合には、上記の手順をお試しいただきますようお願いいたします。