テクニカルトピックス

【2019.6.4】インスタントレポーティング機能について

 Swivelの最新バージョンである「V4.0.5」では簡易的に各種レポートを取得する「インスタント レポーティング」機能を使用できます。この機能では、ユーザ数、トークンの使用状況、Swivelによる認証の利用状況等をレポートすることができます。

 以下、その使用方法です。

(1)8080Coreの管理画面から「Reporting」→「Instant」メニューをクリックします。


(2)「Select Report:」メニューからレポートの内容を選択します。 (※1)


(3)「Select Report:」メニューの選択を行うと「Run Report」ボタンが表示されますので、これをクリックします。


(4)下図が実行後の画面です。結果は画面上に表示されますが、これをXMLやCSVファイルにエクスポートすることもできます。(※2)


(※1)指定できるレポート種について
選択可能なプリセットのレポート種は下記の通りです。

  • List all users: データベース内のすべてのユーザーを一覧表示します。
  • List all idle users since date: 日付を指定し、その日付以降にSwivelを使用していないすべてのユーザーを一覧表示することができます。
  • User fail count and reset count: すべてのユーザーとそのユーザーが何回認証に失敗したかを一覧表示します。
  • Latest connections for all users: 全ユーザーの作成時刻と最終ログイン時刻を一覧表示します。
  • Users that have never logged in: Swivelに正常にログインしたことがないすべてのユーザーをリストします。
  • Allocated OATH tokens: すべてのユーザーに割り当てられたOATHトークン、トークンID、および割り当てられた日付をリストします。
  • Tokens and import date: 指定された日付より前にインポートされたトークンをリストします。
  • Number of logins for each user: 監査期間内に各ユーザーが正常にログインした回数をリストします。

また、レポートの種類はカスタマイズ(追加)することも可能です。
https://kb.swivelsecure.com/w/index.php/Reporting_How_to_guide#Adding_new_reports
オンプレミスのSwivelアプライアンスをご利用の方は、上記の記事に従ってカスタマイズが可能です。
Swivel Cloudをご利用の方は、行いたいカスタマイズ内容を弊社サポートデスクにご連絡いただければ、代行してカスタマイズを実施いたします。

(※2)レポート対象期間について
レポート対象期間は、「Policy>General」の「Audit Log length (days):」メニューで指定することができます。
デフォルトは30(日)です。
 30日と指定した場合、30日前からレポート実行日までの30日間の内容がレポートされます。