【ご挨拶】
寒さが一層厳しくなる2月、先日関東地方にも大雪警報が発令され交通機関などに影響が出ました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、2月と言えばプロ野球のキャンプインですね。そこで野球の話題を一つ。先月末アメリカの今年の野球殿堂入りの発表があり、レンジャーズなどでプレーしたスラッガー:エイドリアン・ベルトレ、強打の元捕手:ジョー・マウアー、ロッキーズ一筋で通算2519安打のトッド・ヘルトンの3人が選出されました。史上初の野手での満票選出がなるか否かで注目されたトッド・ベルトレは95.1%で、わずかに届きませんでした。来年はいよいよ日本人初の野手のメジャーリーガーであるイチローの番です。シーズン最多262安打のメジャーリーグ記録を樹立、通算3000本安打の金字塔を打ち立て、米野球界最高の栄誉を資格1年目に日本人として初めて手にすることが確実視されています。焦点はベルトレが逃した史上初の偉業(満票)の成否のようです。イチローが満票を逃すとすると、それはイチローに唯一足りない要素:プレーオフでの実績、ワールドシリーズでのチャンピオンリング、さらに言うとワールドシリーズでのインパクトのある活躍だそうです。米国でのプレーオフは、日本のクライマックスシリーズとは比較にならないほどの価値、注目度があり「ミスターオクトーバー」の言葉を引くまでもなく、プレーオフで活躍してこそと言えるそうです。大谷翔平が勝つことに固執し、エンジェルスからドジャースに移籍したのも、米国ではワールドシリーズ覇者こそが至上の価値があることを切実に感じたことの裏返しでもあるようです。過去にはヤンキースの主将で一時代を築いたデレク・ジーターが2020年に99.3%、若き日のイチローが憧れたケン・グリフィーが2016年に99.3%と満票に届かなかった。日本人初の殿堂入りの快挙に、華を添える満票はイチローでも至難の業のようでありますが、今から来年の発表が楽しみですね。
これからまだまだ寒い日が続きます。皆様、引き続きご自愛ください。
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