Global Relayの大きな特長の一つに、一般ユーザ権限によるアーカイブデータへのアクセスが可能な点が挙げられます。
この機能により、エンドユーザに「古いメールデータはローカルに保持せずクラウドを参照して下さい。」と誘導することができ、スプールサイズ、ストレージサイズの削減に直結させることができます。
ところが、数百、数千におよぶユーザIDの付与をお客様の管理者が行うのは現実的ではありません。そこで、下図のフォーマットでユーザリストを作成し、CSV形式のファイルに保存して弊社のサポートにお送りいただければ初期ユーザの一括登録が可能です。
Global Relayでは「User Name」(=ユーザID)はメインドメインのメールアドレスとなります。
また、「Alias」(エイリアス)は、同じユーザが複数のメールアドレスを持っている際に指定し、登録します。
上図の例では、John Smithさんは、メインのアドレスである「jsmith@domain.com」だけでなく、「john.smith@bloomberg.net」や「john.smith@domain2.com」のメールも自分自身のメールとしてメッセージアーカイバーから検索対象とすることができます。
Global Relayを利用開始する会社の社員がグループ会社のアカウントも持っているケース等で便利な機能です。(ただし、「User Name」として登録するメールアドレスは必ず契約ドメインのアドレスである必要があります。)
さらに、Global Relayではユーザをグループに分けて管理することができます。ユーザ一括登録時に、下図のフォーマットでグループリストを作成して、これもCSV形式のファイルに保存して弊社のサポートにお送りいただければ一括登録できます。