テクニカルトピックス


【2015.8.5】GlobalRelay次世代メッセージアーカイバーArchive10のご紹介

◆Archive10の概要と特長

Archive10はGlobal Relay社が、特に大規模ユーザをターゲットに新規に開発した次世代アーカイブエンジンです。Archive10の主な特長を下記に示します。

  • 次世代データベースエンジンの採用
  • 大規模なSaaS用途にのみ開発された独自エンジン
  • 600,000ユーザ、6PBデータに対応可能なアーカイブ環境
  • データを常に4重化して保管することによる高可用性の確保
  • 他社が数時間化かかるようなe-Discoveryサーチを平均7秒以下で実施可能
  • より近代的で使いやすいユーザインタフェースの採用
  • 「セルフサービスデータエクスポート」機能の採用

◆Archive10のユーザインタフェース

Archive10ではユーザインタフェースが使いやすく進化しています。 ここでは、その一端をご紹介いたします。


① 直感的なユーザインタフェース

従来バージョン(Archive9)ではアーカイブデータ検索に使用する画面デザイン(GUI)はメッセージアーカイバー専用のデザインでしたが、Archive10ではOutlookのようなデザインとなっており、より直感的で使いやすいGUIとなりました。(図1)



② よく使う検索と詳細な検索の使い分け

Archive9をお使いのユーザはおわかりかと思いますが、通常の検索では図2のGUIにより、「期間を指定」→「キーワードを指定」→「検索ボタンをクリック」という順序で検索を行います。



Archive10では、この「よく使う検索」機能だけをトップ画面上に配置し、初期画面からすぐに使えるように配置しています。



もちろん、「高度な検索」によりArchive9と同様に、より詳しい検索にも対応しています。(図4)



③ プレビューの表示

Archive9では検索結果の表示は、次画面に遷移後、参照したいメッセージをクリックして初めてメッセージ内容を表示できましたが、Archive10ではOutlookのように、検索結果を簡単にプレビュー表示させることができます。(図5)



④ 検索履歴の保存

Archive10では、使用した検索条件そのものを履歴として名前を付けて保存することができます。
日常の業務において何度も同じ条件を指定して検索し直すというシチュエーションが頻繁に発生する場合がありますので、その際に非常に便利な機能です。実は筆者はこの機能が最もお気に入りです。




◆Archive10の日本における取り扱い

SecurityStringsでは、Archive10の日本国内での取り扱いに向け、セールスドキュメント、セールスポリシー等を鋭意策定中です。この秋には国内リリース予定ですので、準備が整い次第お知らせいたします。お楽しみに!