まず始めに、Swivel Appliance(AuthControl Sentry)やAuthControl CloudとActiveDirectory(AD)を同期する際の重要なオプションについてご説明いたします。
Swivel ApplianceまたはAuthControl Cloudの管理画面の「Repository / ActiveDirectory」設定メニューに「Mark missing users as deleted:」というオプションがあります。このオプションの設定によって、ADと同期時にユーザが削除されたと判断された場合の挙動は下記のように変わります。
<制限事項>
Swivel ApplianceやAuthControl Cloudが何らかの理由で、ADもしくは同期対象のSecurity Groupとの接続自体に失敗した場合、ADやSecurity Groupに所属するユーザが全て削除対象になってしまいます。
この動作は、v4.1.3までのSwivel ApplianceとAuthControl Cloudで確認されていますが、実運用上、非常に問題がある可能性が高いですので、Swivel Secure社にて改善を行っており、次期バージョンにて下記のように改善する計画です。
ただし、改善バージョンがリリースされるまではADとの同期においては下記の暫定対策を行っていただくようお願いいたします。
<暫定対策> 今後、この制限事項は改善される予定ですので、新バージョンがリリースされ次第ご報告いたします。
また、本記事に関してご質問・ご確認事項等ございましたら、弊社サポートデスクまでお問い合わせ下さい。