Mobile AppをProvisioningするためには、QRコードによる方法、URLをクリックする方法、ユーザが各項目をMobile App画面で直接入力する方法があります。いずれの場合もSwivelサーバが自動生成したProvisioning Codeを使用します。
※Mobile AppのProvisioningのための設定については下記ページをご参照下さい。
http://www.securitystrings.com/resource/sw_tech/20201208_2.html
Provisioning Codeは対象ユーザに1回限り有効なワンタイムコードです。Provisioning Codeの生成アルゴリズムの詳細は非公開ですが、ユーザ情報、ユーザPIN、ユーザ鍵情報を元に生成されます。
そのため、Provisioning Codeを生成してユーザに送信した後、Provisioningを行う前にユーザがPINを変更してしまうと、生成済みのProvisioning Codeが無効になり、Provisioningに失敗します。
特にイニシャルPIN(Initial PIN)を使用して、初期のユーザ登録を行った場合、ユーザは最初にPINを変更しようとしますが、システムはユーザ生成と同時にProvisioning Codeを生成しますので、注意が必要です。
例えば、下記の運用手順の場合、Mobile AppのProvisioningが必ず失敗してしまいます。
この運用の場合、下記のように動作しています。
したがって、Provisioningエラーを回避するためには下記の例で運用を行う必要があります。いずれの場合も、Provisioning Code生成した後、ユーザがPINを変更する前にMobile AppのProvisioningを行います。
<運用例1>