TaskbarツールはWindows PCやMac PCにインストールし、ユーザ認証のためのTURingイメージを表示するツールです。
Cisco VPN Client等の、ログイン画面にSwivelのPINPadやTURingイメージを表示できないようなケースでは、このTaskbarツールを使用することでSwivelのトークンレスワンタイムパスワードを行うことができるようになります。
今回は、ドメインにログインした後、ログイン時に使用したユーザIDを自動的にTaskbarツールのUsernameに設定する方法をご紹介します。
Swivel Taskbar SettingのUsernameを「空白」とすることにより、ログインしたユーザのTuringイメージが表示されますが、デフォルト設定の場合、ドメイン名が入ったユーザをSwivelが認識してしまいエラーとなりますので、次項以降の設定変更が必要となります。
本記事でご説明するSwivelサーバの設定は、AP/DB分離構成の場合にはDBサーバが、A/AアプライアンスかつAP/DB分離構成の場合には、DBのPrimaryサーバが対象となります。
●StandardアプライアンスのAP/DB分離構成
●A/AアプライアンスのAP/DB一体構成
●A/AアプライアンスのAP/DB分離構成
Swivelサーバの「Server > Single Channel」メニューで「Allow alternative usernames:」(代替ユーザ名を許可する)を「Yes」と設定し、「Alternative username attributes:」に「windowsusername」と設定します。(設定後「Apply」をクリックします。)
Swivelサーバの「Repository > ActiveDirectory」メニューで「Repository Domain Qualifier」に対象のドメイン名を設定します。下図の例では「SWIVEL¥」をDomain名として設定しています。
(「¥」を入力すると下図のようにバックスラッシュが表示されます)
Swivelサーバの「Repository > ActiveDirectory」メニューで「Repository Domain Qualifier」に対象のドメイン名を設定します。下図の例では「SWIVEL¥」をDomain名として設定しています。
(「¥」を入力すると下図のようにバックスラッシュが表示されます)
Swivelサーバの「Repository > Attribute」メニューで「windowsusername」を追加します。
下図の例に従って各値を入力、選択し、「Apply」をクリックします。
Swivelサーバの「User Administration」メニューで「Attribute」を表示し、「windowsusername」という項目が表示できることを確認して下さい。
Swivel Taskbar SettingのUsernameを「空白」と↓状態で、Taskbarツールを使用した認証を行い、認証が成功することを確認して下さい。