テクニカルトピックス

【2019.4.2】Swivelからユーザに日本語メールを配信する方法

 まず初めに、ユーザへのメール配信の初期設定についてご説明いたします。
 8080ポートの管理画面にAdministrator権限のIDでログインし、「Messaging」メニューをクリックします。


 「User Alerts」メニューをクリックすると、ユーザにメールを配信する条件を指定できます。


 これらのパラメタの内容の詳細に関しましては下記ページをご参照下さい。
https://kb.swivelsecure.com/w/index.php/Swivel_Core_V4_Messaging_Menu#User_Alerts

次に実際にユーザに配信するメールの内容を設定します。
「SMTP」メニューをクリックすると、各条件で、ユーザ配信するメールの件名、メール本文を指定できます。


 「Messaging>SMTP」メニューで、「HTML Format:」メニューから、「Yes」を選択すると、メール本文でHTML文を指定できます。
 デフォルトでは「HTML」となっていますので、ユーザのメール受信環境によってテキスト形式でメールを配信したい場合等は「No」と指定するとテキスト形式でメールを配信するようになります。
 どちらの場合でも件名(Subject)は必ずテキスト形式になります。


 各項目毎にメールの本文を定義していきますが、V4.0.5以降のバージョンをご利用の方は、テキスト形式でも日本語によるメール配信ができるようになりました。


 上記のようにメールの文章を設定し、下図の(このメニューの最下欄にある)「Apply」をクリックすると設定が完了します。


 すると、テキスト形式の場合でも下図の例のように日本語によるメール配信ができます。


※制限事項
 Ver4.0.5では、下記の既知の問題点がありますのでご留意下さい。
 テキスト形式でメール本文を作成して、「Apply」をクリックすると、下図のようにメール本文が文字化けを起こしてしまいます。


 この状態でもメールを配信すると正しい内容のメールが配信できますので昨日自体には問題はありません。
 しかしながら、後で確認する時に混乱してしまいますので、メールに設定した日本語はどこかにバックアップを取っておいて下さい。
 また、例えば、同じSubjectの内容を変更した場合は、この文字化けの状態で配信されてしまいますので、配信内容のメンテナンス時には、バックアップしておいた内容から戻して(コピー&ペースト)いただきますようお願いいたします。

 この制限事項は次回のマイナーバージョンアップ時に対策できる予定ですので、アップデート情報が入り次第アナウンスさせていただきます。