テクニカルトピックス

【2018.12.4】オフライン環境でのアップデート方法について


 SwivelのV3アプライアンス以降では、アップデートにYumによるオートアップデートを使用可能です。
 この場合、非常に適切にアップデートができる利点がある一方、インターネット接続が必須となってしまいます。
 特に、下図のような構成のお客様の場合、DBサーバを内部に設置しているため、インターネットに直接接続することが非常に難しくなります。


 このような、インターネットに接続できない環境でのYumの実行方法に関しては「Yum Proxy」を使用可能です。 Yum Proxyの設定手順は下記の通りとなります。

  • CMIメニューを起動
  • 「6) Administration」を選択
  • 「6) Update Appliance」を選択
  • 「1) Settings」を選択
  • 「2) Yum Proxy」を選択
  • 「1) Modify Yum Proxy」
  • ProxyのIPアドレスを設定

また、上記の構成でのアップデートの実行順序は

  1. DB Server Standby
  2. DB Server Active
  3. Front Server Standby
  4. Front Server Active

となります。
Front ServerとDB Serverのバージョンが異なる場合、正常に動作出来ません。必ず全てのServerのバージョンを合わせる必要がありますのでご注意下さい。