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【2017.5.9】Swivelサーバのメールサーバ設定について

 以下の説明は最新版であるSwivel V4アプライアンスをベースにご説明いたします。
画面デザイン等に違いがある場合もありますが、基本的に設定内容に変わりはありませんのでご参考にしていただけるかと思います。

1. Server > SMTPの設定

 Swivel サーバ自体はSMTP送信機能はありますが、メールサーバ機能を持ちませんので、外部のメールサーバまたはお客様環境のメールサーバを使用する必要があります。
 まず最初に、「Server > SMTP」メニューからメールサーバのSMTP送信設定を行います。


 この設定でご留意いただきたいのは、以下の点です。

  • 「Hostname/IP」には HostnameまたはPublic IPを設定して下さい。
    「mailserver.securitystrings.com/ooo.ooo.ooo.ooo」のように両方の情報を設定すると動作しませんのでご注意下さい。

 その他の設定内容はご利用いただくメールサーバの仕様、ユーザ情報に準じて行って下さい。

2. Messaging > Generalの設定

 次に「Messaging > General」メニューからメッセージの送信方法等の設定を行います。



 この設定でご留意いただきたいのは、以下の2点です。

  • Classには下記のKnowledgeBaseを参考にしてClass名の設定を行います。
    特に、SSL送信を行う場合等は、Defaultの設定では送信できませんので、ご注意下さい。
    https://kb.swivelsecure.com/wiki/index.php/Transport_Configuration
  • 次に「Strings Repository Group」と「Alert repository group」に、認証時にメール送信を行うユーザグループ名と、ロックの通知等のアラートを送信するユーザグループ名をそれぞれ指定します。
    Swivelサーバでは、全ユーザに同じメール送信ポリシーを設定するのではなく、ユーザグループ毎に設定が可能ですので、運用内容によって設定をお願いいたします。

3. Messaging > SMTPの設定

 最後に「Messaging > SMTP」メニューから実際にユーザに送信するメールの内容を設定します。
 この設定はDefaultでも動作しますが、ユーザの利便性等を考慮し、必要に応じて設定して下さい。


 この設定でご留意いただきたいのは、以下の点です。

  • 「HTML Fortmat:」で「Yes」を選択すると、本文に日本語設定が可能です。お客様環境のメールセキュリティポリシー等でHTMLメールを許可されていない場合には、日本語が使用できません。
    また、「HTML Format:」を「Yes」に設定しても、件名(Subject)には日本語が使用できませんのでご注意下さい。

 今回ご紹介して設定内容はオンプレサーバでもクラウドでも該当しますので、ご参考にしていただければと思います。