テクニカルトピックス


【2018.8.7】Slack Archivingの導入時の「過去のメッセージ」のアーカイブについて


 3月に配信したテクニカルトピックスに「Slack Archivingサービスの開始手順」を記載しました。下記のページに掲載しておりますのでご確認下さい。
 http://www.securitystrings.com/resource/gr_tech/20180306.html

 下表が、そこに記載している開始手順のサマリーです。



 この表の「4. 各種アーカイブ情報の提出」に「アーカイブの開始日付」を決めてご連絡いただくように指示しています。
 この内容は、アーカイブ開始時に、開始日より前の古いメッセージを指定可能であることを示しています。通常のメッセージアーカイブの場合、過去のメッセージを追加でアーカイブする場合、「.eml」または「.pst」ファイルにエクスポートし、弊社経由でGlobal Relayに送付してアーカイブします。
 しかしながらSlack Archivingにおいては、導入時に「アーカイブ開始時期」を指定することで、オンラインでのアーカイブが可能になります。

 上図の例では、8月上旬にサービスを開始し、アーカイブデータは6月中旬からのデータを指定しています。

 ただし、この旧データのアーカイブには下記の制限事項がありますのでご注意下さい。

  1. 上記のオンラインによる旧データのアーカイブの場合でも、メディアによる旧データのアーカイブと同様に容量に応じた追加費用が必要となります
  2. サービス開始とアーカイブ開始の希望日があまりにも離れている場合に不可となる場合もありますので、都度弊社にご確認をお願いいたします。
  3. 途中でSlack社との契約を切り替えた場合、アーカイブ可能な期間に制限が生じる場合がありますので、その場合も弊社にご確認をお願いいたします。