テクニカルトピックス


【2015.3.3】Security StringsでもGlobal Relayを導入してみました!

当社でもGlobal Relayメッセージアーカイブを導入しました。今月はその設定内容と効果についてお話しさせていただきます。
Security Strings社では、メールシステムとして「Google Apps for Work」を使用しています。
Google Apps for WorkのメールをGlobal Relayでアーカイブする方法は、下図の通り、送信メールと受信メールのルート設定を追加するだけです。


具体的には、Google Apps for Workの管理者メニューの「詳細設定」→「全般設定」で、「受信ルーティング」と「送信ルーティング」を定義します。(下図)
定義する内容(UUID、ルーティング先アドレス等)は、Global Relayに申し込むとすぐに送られてきます。


当社では、日常業務の空き時間で手続きを行ったにもかかわらず、Global Relayに申し込みを行ってから、5営業日以内でアーカイブ環境が整いました。
メールアーカイブの本来の目的は、コンプライアンスや訴訟リスクの対応のためですが、Global Relayメッセージアーカイブは優れた検索機能を無償で提供しているため、日常業務の効率が非常に改善されました。
「複数のお客様とメールのやり取りをしていて、過去のメールを探し出さなければならない」というシチュエーションはみなさんも経験されることと思います。
Global Relayメッセージアーカイブを導入すると、Web, Outlookプラグイン, モバイルアプリによるメールの検索、Webメールの機能が無償で利用できますので、目的のメールをすぐに探し出すことができるようになりました。


コンプライアンスや訴訟リスクの対応のためだけにメールアーカイブを導入するのはハードルが高いかもしれませんが、業務効率の向上や、スプール容量の削減に効果を発揮するGlobal Relayメッセージアーカイブ。簡単に導入できますので、ぜひみなさんの会社にも導入してみませんか?