◆Swivel内部DBとは
Swivel PINSafeサーバはStand Alone構成/A-A構成いずれの場合も、内部に独自のデータベースを持ち、Swivel内でのユーザ管理を行います。
多くのお客様では、下図のようにActive DirectoryやOpenLDAP等の「LDAPをしゃべることのできる」既存のディレクトリサーバからこの内部DBにユーザ情報を定期的に取り込むことで、Swivelのユーザ管理工数の削減をはかっています。
もちろん、この内部DBはSwivel PINSafeサーバの管理画面から直接編集ができますので、既存のディレクトリサーバと連携しなくても運用が可能です。
なお、内部DBで管理している情報は「ユーザID」、「ユーザのアドレス」、「PIN」 等の最低限の情報です。
◆Swivelの構成の違いによる内部DBの違い
Swivel PINSafeサーバでは、Stand Alone構成/A-A構成の違いによって内部のDBが下記のように異なります。
Stand Alone構成の場合でも、外部に独自のデータベースサーバを立てて、Swivelアプライアンスの参照先を内部DBから外部のデータベースに変更すれば、外部アプリケーションから直接アクセスができるようになりますが、データベースサーバを別途構築する際のリスク等を考えると推奨できません。
したがって、Webサイトの認証基盤等でSwivelを使用し、WebアプリケーションからSwivel PINSafeサーバの内部DBに直接アクセスが必要な場合には、A-A構成でのSwivelの導入を強く推奨いたします。